正直Apple Watchには、興味がわきません。
実際に使ったことはないとは言え、これだけ情報が出てきても、
これは使ってみたい!という感じは一切ないのだけど、それは僕だけなのかなぁ?
どんなに肯定的な目でApple Watchをみようとしても、
結局は単なるデジタル腕時計で、それ以上のモノは何もないと思う。
ジョブズがどうこう言うつもりはないけれど、最近のアップルは方向性が変わってしまっている気がする。
今までは新しい体験を実現するための新しい技術であったと思うのだけど、
最近では、Apple Watchも、新しいMacbookも、先にファッション性を重視した製品になってきている気がする。
コレはiPhone5あたりからか、いや、決定的なのはiPhone5sのゴールドからだろう。
その証拠に新しいMacBookは、iPhoneやiPadのカラーやデザインイメージを踏襲してきた。
デザインに統一感を持たせることは良いことなのかもしれない。
しかし、個人的にはMacはMac、iOSデバイスはiOSデバイスで、それぞれのデザインを展開して欲しいと思う。
そこまで統一感を持たせなくても、あのリンゴマークで1発だと思うしね。
アップル製品はオシャレなデザインを目指したのではなく、デザインしたものがオシャレだと受け入れられただけだ。僕はそう思う。
しかし、今回のApple Watchは、まずファション性を全面に押し出してきた。
発売前からモデルにApple Watchを付けさせファッション誌の表紙を飾らせた。
それにタダのコンピューターメーカーが発売する腕時計としは、おこがましいほどの高級志向モデル。
話題の先がスマートウォッチ本来の機能に対するモノではなくなっている。
これはたぶんAppleといえども、腕時計に革新的な機能を提案できる「何か」を持っていないからなのは間違いない。
腕時計なんてPCやスマホのようなサイクルでは買い換えない。アップルもそれは分かっているだろうから、
1台当たりの利益率を高く設定したのだろう。スマートウォッチとしては、予想外の高価格となってしまった。
腕時計として考えた場合は、やはりステンレスモデルが気になるが、バンドもステンレスを選べば簡単に10万円超え。
10万円だせば、Apple Watchよりも格好いい腕時計がいくらでも見つかる。
個人的な意見だけど、たとえ200万円のモデルを購入するだけの経済力があったとしても、Apple Watchは大人が付けて喜んでいい腕時計じゃない。
ここまでネガティブなことばかり述べてきた。そんな僕もアップル製品は大好きな方。iPhoneもMacも使っている。Apple TVだって持ってるし。
だから、いい気味で期待を裏切られ、Apple Watchがスマートウォッチとして大成功すれば、それはそれでいいと思うし、そうなれば第2世代のApple Watchは購入するかもしれない。
電話が便利な電話に変わったように、腕時計が便利な腕時計に変わることに期待したと思う。